おそらく10人中7人から8人の割合でいわゆる社長と呼ばれる人々は貸借対照表を読みません。
損益計算書は、100%読んでらっしゃいますが貸借対照表は読まないのです。
あえて非難を恐れずに書きますと読めないといったほうが正しいのかもしれません。
なぜ読まないのかと社長さん方にお聞きしますと
・ややこしい
・意味がわからない
・必要性を感じない
などのお声が返ってきます。
個人に置き換えてみると非常にわかりやすいのですが貸借対照表は『借金率』を見るのに最適な表です。
例えば私の例で書きますと、、、。
私の資産は神戸の自宅マンションぐらいですから貸借対照表の左側はこうなります。
マンション 4000万円
資産合計 4000万円
マンションを買ったとき頭金を1000万円入れて残りを住宅ローンで賄いましたから
貸借対照表の右側は
住宅ローン 3000万円
負債合計 3000万円
頭金 1000万円
純資産 1000万円
となります。
つまり4000万円の持ち物に対して75%を借金で賄い25%を手持ちの資金で賄ったということを表しています。
自己資本比率が25% 『借金率』が75%。
我ながら 書いていて怖くなります75%も借金に頼っているわけですから・・・。
『借金率』という観点で見ると貸借対照表を見るのが、面白くなってきます。
業種にもよりますが資本金1億円未満の企業ですと自己資本比率の平均値は15%~25%ぐらいですから自社の数値をまず確認してみたり取引先の分析をしてみたりすることも重要だと思います。
どれだけ 損益計算書上で利益を出していても借金まみれ という事もありえます。
いくら年収1億円の人間がお金を貸してくれといってきても借金が100億円ある人間であれば 絶対に私は1万円でも貸しません。
これは金融機関が企業を見るときも同じです。
いくら損益上の利益を出していても借金が多すぎれば、当然お金は貸しません。
貸借対照表をしっかり読んで金融機関対策に活かされることをお勧めします。





